【ピアノ講師が解説】プレ・インベンションの難易度と練習ポイント

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教材

こんにちは!ピアノ講師のみゆぽんです。

「バッハのインベンション、難しくてなかなか進まない…」

「そもそも、うちの子はインベンションをやるレベルに達しているの?」

レッスンをしていると、こんなお声をよく聞きます。

バッハのインベンションは、ピアノ学習において避けては通れない名曲集ですが、いきなり取り組むには少しハードルが高いのも事実。

そこで活躍するのが「プレ・インベンション」です。

この記事では、現役ピアノ講師の私がプレ・インベンションの難易度・どんなレベルの人に向いているか・効果的な練習のポイントをわかりやすく解説します。

「次のステップに何を選べばいい?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。

プレ・インベンションとは?

「プレ・インベンション」とは、バッハの名曲「インベンションとシンフォニア」を弾くための準備教材です。

バッハのインベンションは、右手と左手がそれぞれ独立したメロディーを奏でる「2声部の音楽」

このような弾き方は、はじめての方にとってはなかなかハードルが高いものです。

プレ・インベンションでは、そういった2声部の弾き方を少しずつ練習できるよう工夫された小品が並んでいます。

いきなりインベンションに挑戦する前に、ここで2声の感覚をしっかり育てておきましょう。

どんなレベルの人に向いている?

プレ・インベンションは、以下のような方に向いています。

  • バイエル後半〜卒業レベルの方
  • ブルグミュラー25の練習曲の前半〜中盤に取り組んでいる方
  • 両手を別々に動かすことに少し慣れてきた方

「バイエルは終わったけど、インベンションはまだ難しそう…」という方にとって、ちょうどよいステップアップ教材です。

みゆぽん
みゆぽん

私の教室ではバイエルを扱っていないため、メトードローズ中盤まで進んだあたりで取り入れています。

プレ・インベンションの特徴

① 短くてシンプルな曲が多い

1曲が短く、無理なく取り組めます。

譜読みにあまり時間をかけることなく進めていけるのがポイントです。

② 少しずつ2声に慣れていける構成

最初は比較的シンプルな動きからはじまり、徐々に右手・左手が独立したメロディーを奏でる曲へと移行します。

段階的に難易度が上がっていくので、無理なくレベルアップできます。

③ 音楽的な表現力も身につく

テクニックの練習だけでなく、バロック独特のフレージングなど、音楽的な表現を学べる曲も多く含まれています。

難易度はどのくらい?

プレ・インベンションの難易度は、ブルグミュラー25の練習曲と同程度と考えるとわかりやすいです。

ブルグミュラーと並行して、または終わったあとに取り組むのがおすすめです。

効果的な練習のポイント

① 片手ずつ丁寧に仕上げる

2声の音楽では、まず片手ずつを完璧に弾けるようにすることが大切です。

両手を合わせる前に、右手・左手それぞれのメロディーを「歌えるくらい」に仕上げておきましょう。

② ゆっくりのテンポで両手合わせをする

両手を合わせるときは、最初はゆっくりのテンポで練習しましょう。

速く弾こうとすると、どちらかの手がおろそかになりがちです。

ゆっくりでも両手がそれぞれきれいに鳴っているか、耳を澄ませながら弾きましょう。

③ 2つの声部を「歌い分ける」意識を持つ

プレ・インベンションで最も大切なのは、右手と左手がそれぞれ「別の歌」を歌っているという意識です。

どちらか一方だけが目立ちすぎず、2つのメロディーがきれいに絡み合うように弾けると理想的です。

プレ・インベンションが終わったら

プレ・インベンションを一通り終えたら、いよいよバッハの「インベンション」へ進みましょう。

インベンションについては、こちらの記事で難易度や練習の進め方を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

楽譜はこちらから

プレ・インベンションの楽譜は全音から出版されています。

まとめ

プレ・インベンションは、バッハのインベンションへの大切なステップです。2声の音楽に少しずつ慣れながら、丁寧に取り組んでいきましょう。

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