【教材レビュー】ピアノひけるよ!ジュニア2の内容と使用感

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その他

こんにちは!ピアノ講師のみゆぽんです。

多くのピアノ講師が導入教材として使っていると話題の「ピアノひけるよジュニア」シリーズ。

新米ピアノ講師
新米ピアノ講師

学習内容やレベル、対象年齢はどんな感じなのかな?

楽器店では必ず目立つ棚に置かれているほど人気の高い教材ですが、学習する内容を見てみないと、生徒さんに合うかどうか判断が難しいですよね。

今回は、実際にピアノひけるよジュニアシリーズを導入教材のメインとして使っている私が、使用感や学習内容について解説します。

ぜひ教本選びの参考にしてみてください!

特徴

「ピアノひけるよジュニア」(ドレミ楽譜出版社/編曲:橋本晃一)のシリーズは、1~3巻で構成されています。

今回ご紹介する2巻には、解説ページをのぞいて19曲が収録されており、どれも幼稚園や保育園で習うような童謡などがそのまま練習曲となっています。

2巻ではを1巻よりもさらに広い音域や付点のリズムなどを覚えながら、徐々に両手で弾く練習をしていきます。

もくじと収録曲

00110にんの インディアンアメリカ民謡
002一しゅうかんロシア民謡
003ロンドンばしイギリス民謡
004かたつむり 文部省唱歌
005おしょうがつ滝 廉太郎
006まめまき絵本唱歌
007こいのぼり 不明
008たなばたさま下総皖一
ひくいドレミファソ
009かっこう(1)ドイツ民謡
010かっこう(2)ドイツ民謡
011ぶんぶんぶんボヘミア民謡
012ちょうちょう(1) スペイン民謡
013あわてんぼうの うた 外国曲
014さよなら外国曲
015こいぬの マーチ 外国曲
016ちょうちょう(2) スペイン民謡
017よろこびの うたベートーベン
018ジングル・ベルピアポント
019せいじゃの こうしんアメリカ民謡

メリット

知っている曲で楽しい!

1巻と同じく、「知っている曲」で構成されているというのが一番のメリットです。

2巻の真ん中あたりから、両手を別々に動かすスタイルになりますが、メロディーが頭に入っているためか、比較的スムーズに両手奏に移行できます。

伴奏が素敵

両手に入るまでは、先生用の伴奏譜がついています。

初見で弾ける簡単なものですが、和音の進行がおしゃれでとても素敵!

みゆぽん
みゆぽん

特に「たなばたさま」の伴奏がジャズっぽい響きで大好きです!

巻末に「しゅうりょうしょう」がある

こちらも1巻と同様に、巻末に「しゅうりょうしょう」がついており、生徒さんのお名前や日付を書くことができます。

レッスン内でプチ表彰式の時間を設けることで、生徒さんのモチベーションが上がること間違いなしです。

併用のワークブックで体系的に学べる

ひけるよジュニアシリーズの内容に沿ったワークブックでは、記号や音符をなぞるところから始め、最終的には自分で楽譜が書けるような問題が収録されています。

音符の読み書きだけでなく、リズムたたきなども入っており、「読む・書く・リズムをたたく」を体系的に学ぶことができます。

おうちでの宿題として活用してもよさそうです。

デメリット

四季の歌が多め

デメリットというほどではないのですが、2巻には四季を感じる曲が多く収録されています。

生徒さんの進度によっては、真夏にジングルベルを弾いたり、年末にまめまきを弾くなど、季節感を度外視した選曲になってしまいます。

みゆぽん
みゆぽん

それも含めて楽しいですけどね!

対象年齢

2巻は半分くらい進んだところで両手(ユニゾン)で弾く曲が出てくるため、5歳~くらいがちょうどいいかなと思います。

まとめ

この記事では「ピアノひけるよ!ジュニア2」の内容と使用感を、ピアノ講師の視点から解説しました。

特に2巻はメリットの方が圧倒的に多く、文句なしの良教材だと思います。

導入期の指導に、ぜひ使ってみてくださいね!

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