こんにちは!ピアノ講師のみゆぽんです。
ピアノを始めるにあたって楽器選びは大切なステップです。
この記事では、自分に合ったピアノを選ぶためのポイントを解説します。
初めてのピアノ選びに迷っている方は必見です!
自分に合った楽器を選んで、音楽の世界への第一歩を踏み出しましょう!
ピアノの種類と特徴を理解しよう
まず、「ピアノ」と呼ばれている楽器には大きくわけて次の2種類にわかれます。
- アコースティックピアノ
- 電子ピアノ
ピアノを購入する前に、まずはアコースティックピアノと電子ピアノの違いを理解しましょう。
アコースティックピアノ
アコースティックピアノには、アップライトピアノとグランドピアノの2つのタイプがあります。
指先で鍵盤を押し、その力でハンマーを動かし弦を叩いて音を出す仕組みです。
打弦による振動が響板を伝わって、深い広がりを生むと同時に叩いた弦以外の弦の共鳴も加わってあの響きを生み出しています。
アップライトピアノ
高さが120cm〜130cmほどの縦型のピアノ。
設置場所にあまりスペースを取らなくて済むので、多くの家庭で使われています。
グランドピアノ
コンサートホールや学校の音楽室でよく見かけるタイプのピアノ。
グランドピアノにも様々な大きさが存在しており、大きくなるほど響きもよくなります。
電子ピアノ
アコースティックピアノをデジタル化したピアノ。
アコースティックピアノの音があらかじめ録音されており、鍵盤を押すと同時に再生することで音を出す仕組みです。
コンパクトで軽量、調律の必要がないという利便性とヘッドフォンの利用も可能なので自宅などでも音を気にせずに練習が出来ます。
ピアノ購入時に考えるべきポイント
予算
ピアノの価格は幅広く、様々な要素によって異なります。
一般的な価格帯では
- 電子ピアノ…数万円~20万円
- アップライトピアノ…40万円~数百万
- グランドピアノ…100万円以上
価格は楽器の品質、サイズ、ブランドなどによって大きく異なります。
初心者がアコースティックピアノの購入する場合、予算に制約があるかもしれません。
そんなときは中古ピアノを検討することも一つの選択肢です。
中古のアップライトピアノなら電子ピアノと同じくらいの価格で購入できることも!
練習環境
次に考えるべきポイントは練習する自宅の環境。
ピアノは大きな楽器ですので、練習スペースに合わせて適切なサイズを選ぶ必要があります。
グランドピアノを自宅にお迎えする場合は、最低でも6畳くらいのスペースは必要になってきます。
また、ピアノは重量があるため、賃貸物件の中には制約があることも。
賃貸にお住まいの方は、そもそもアコースティックピアノを置いてもよいのかを、大家さんに確認しましょう。
スペースのみならず、楽器の練習には音の問題も考慮しなければなりません。
防音設備を整えられれば一番良いのですが、難しい場合はサイレント機能のついているアコースティックピアノまたは電子ピアノを検討するのがよいでしょう。
ピアノを購入する前に、住宅の環境を十分に考慮し、設置や演奏に関連する問題を解決しておくことが重要です。
楽器店やショールームに行ってみる
実際に購入するピアノの種類が決まったら、楽器店やショールームに行ってみましょう。
Googleで「楽器店+地域」で検索するとすぐにヒットします!
オンラインでも購入できますが、試し弾きができないため、音色やタッチの感触を直接確認することはできません。
楽器は長く使うものなので、何種類か試奏した上で決めるのがいいでしょう。
また、電子ピアノは家電量販店でも購入ができますが、ショップの店員さんは楽器についてあまり詳しくありません。
楽器に詳しい方に適切なアドバイスをもらう方が選定ミスも少ないので、楽器店やショールームに行くことをおすすめします。
まとめ
初心者向けのピアノ購入は、自分の予算やニーズに合ったピアノを選ぶことが重要です。慎重に選び、自分のピアノライフを充実させましょう。
個人的な意見ですが、長くピアノを続けたいのであればアコースティックピアノがおすすめ
予算に余裕があり、環境にも恵まれているのであれば、迷わずアコースティックピアノを購入して欲しいです。
無限に変えられる音色で、豊かな音楽ライフを送れること間違いなしです!
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