親子バトル回避!子どもにピアノの練習を習慣化させる方法5選

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習い事

こんにちは!

ピアノ講師のみゆぽんです。

今日のテーマは「子どもがピアノの練習をしない問題」について。

ママ
ママ

うちの子、せっかく毎月高い月謝を払っているのに、家で練習しないから毎週同じ注意をされてる…

パパ
パパ

発表会が近いのに、ピアノに向かわない我が子についイライラ…!

お子さんにピアノを習わせている方の中には、こんなお悩みを持つか方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ピアノを練習しないお子さんに、練習の習慣を身につけさせる方法をご紹介します!

実を言うと、ピアノ指導を始めたばかりの頃は、私の教室でも次のレッスンまでピアノを触ることすらしない、という生徒が大多数でした。

しかし、これからご紹介する方法をご家庭で実践していただいたことで、今ではほとんどの生徒さんが毎日ピアノに向かうように。

「お月謝もったいないし、もうピアノ辞めさせようかな…」と悩む前に、ぜひ取り入れてみてくださいね!

そもそも練習は面倒くさいもの

自分から「やりたい!」と言ってピアノを習い始めた子どもでも、レッスンが始まってしばらくすると練習をサボりだす…普通にあることです。

大人だって、「資格のための勉強をしよう!」「ダイエットをしよう!」と決めたものの、何かと言い訳を作ってサボってしまう…なんてことありますよね?

家の中にはテレビやゲーム、漫画にYouTube…と、ピアノよりも魅力的な誘惑がたくさん。

そんな中、誘惑を断ち切ってピアノの練習を毎日続けることは至難の業なのです。

そもそもピアノの練習はとても地味なもの。

練習しない子どもに対してイライラすることもあるかと思いますが、習慣化させるまでにある程度の時間と根気が必要だということを前提に考えておきましょう。

子どもに練習習慣を身につけさせるための5つの方法

練習する時間帯を決める

練習する時間帯をお子さんと一緒に決めてみましょう。

毎日同じ時間に練習すれば、自然と習慣化していきます。

この時、すでに習慣化している行動とセットにするのが、おすすめです。

例えば

・おやつを食べたら練習する

・お風呂の前に練習する

・歯磨きの後に練習する

このように”必ず毎日やるルーティーン”とセットにしておくと、小さいお子さんでも覚えやすくておすすめです!

みゆぽん
みゆぽん

ちなみに、おすすめの時間帯は朝!

登校前に最低限の練習を済ませる、という生徒も多いです

そのうち、「練習していないとなんだか気持ち悪い…」という感覚になってきます。

5分だけ練習しようと声がけする

練習する時間帯を決めたら、まず5分だけと時間を決めてピアノの前に促してみましょう。

え、5分だけ?短くない?

こう思われる方も多いかもしれません。

しかし、練習習慣が身についていない子どもにとって大事なのは練習を始めるハードルを下げることです。

「これから30分練習しなきゃ」と思うよりも、「5分練習したらやめてもいいや」という気持ちでいる方が、練習を始めるハードルはぐっと下がります。

それに、どんなに他の習い事や宿題で忙しくても、1日5分の時間なら誰でも確保できるはず。

「疲れてる」「忙しい」という言い訳を作らないためにも、最初のうちは短い時間に限定して、毎日ピアノの前に座ることを目標にしてみましょう。

5分練習する習慣が身についたら、10分、15分…と伸ばしていけばいいだけ。

まずは「毎日ピアノの前に座って楽譜を開く」という習慣を身につけることが最優先です。

練習カレンダーを作る

日々の努力を見える化しておくことも、モチベーションアップに効果的です。

おすすめの方法は「練習カレンダー」を作ること。

カレンダーや手帳を使って、練習できた日にはシールを貼るなどするとよいでしょう。

空白を埋めていきたくなるのが人間の心理。

気づいたら1週間毎日ピアノに向かっていた、というお子さんも少なくないです。

「聴かせて」とお願いする

それでも練習をさぼってしまうお子さんに、ついついかけてしまうのが「練習しなさい!」という言葉。

しかしそれは時には逆効果になることも。

皆さんも小さいときに

母

宿題やりなさい!

自分
自分

今やろうと思ったのに、ママに言われたからやる気なくした!

なんて会話をした記憶、ないですか?

お子さんには別の方向からのアプローチが必要です。

自らピアノに向かわせる魔法の言葉、それはズバリ、「この前レッスンで習った曲、ママに聴かせて?」というフレーズです。

楽器を演奏する人にとって、一番嬉しいのは「聴いてくれる人がいる」ということ。

「聴かせてほしい」と声がけし、子どもに演奏機会を与えることで、自発的に練習する意欲が湧いてくるはずです。

自分も一緒に何かを勉強する

これはピアノだけに限りませんが、お子さん自身が自ら勉強や練習などの努力を続けられる家庭に共通することがあります。

それは親御さんも常に自分を高める努力をしている、ということ。

口だけで「勉強しなさい」「練習しなさい」と子どもに言うだけではなく、資格の勉強や読書をしている姿を子どもに見せています。

お子さんがピアノを練習している間、親御さんご自身も勉強をするなど、一緒にスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか?

逆効果!やってはいけないこと

目標を押し付ける

「コンクールで入賞してほしい」

「合唱コンクールの伴奏者に選ばれてほしい」

「ピアニストになってほしい」

親御さんの中には、このような願いを強くお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それはあくまでも親自身の願望であり、お子さんの目標とは違うものです。

お子さん自身がピアノを続ける理由は、親御さんの考えるものとは違うところにあるのかもしれません。

子どもが親に目標を押し付けられていると感じると、一気にやる気をなくしてしまいます。

自分の願望を、子どもに押し付けていないかどうか、定期的に見直してみましょう。

脅す

・練習しないなら辞めさせる

・練習しないならゲーム禁止にする

これらは一時的には効果があるかもしれません。

ただし、これを続けてしまうとお子さんのピアノを練習する理由が

「練習しないと辞めさせられちゃうから」「ゲームを取り上げられたくないから」という、とてもマイナスな理由になってしまいます。

お子さん自身がもっとポジティブな動機で楽しくピアノを続けられるよう、なるべくこれらの発言をしないように気をつけましょう。

まとめ

今回はお子さんがピアノを練習しないお悩みを抱える親御さん向けに、対処法について説明しました。

練習を習慣化させるためのコツは以下の5つ

①練習する時間帯を決める

②5分だけ練習しようと声がけする

③練習カレンダーを作る

④「聴かせて」とお願いする

⑤自分も一緒に何か勉強をする

ぜひご自宅で取り入れてみてくださいね!

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