個人事業主として演奏や指導をしている人にとって、経理や会計の管理は避けて通れないもの。
とは言え、普段のレッスンや練習で忙しい中で、煩雑な経理作業や年度末の確定申告などは、非常に面倒くさいものですよね。
お月謝や経費の管理、手作業だとものすごく時間かかる…
確定申告も合っているのか不安になるわ…
こんなお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
実はこの悩み、会計ソフトを導入することで全て解決できます!
この記事では、個人でピアノなどの音楽教室を主宰している方向けに、会計ソフトの活用方法を解説します。
記事の最後にはおすすめの会計ソフトを3つご紹介。
ぜひ会計ソフトを導入して、ピアノ教室の経理作業を効率化しましょう!
会計ソフトとは?
会計ソフトとは、教室運営に関わるお金の動きの管理や集計、決算書作りまで行えるシステムです。
例えば個人で主宰しているピアノ教室では、次のようなことができます。
会計ソフトでできること
- お月謝の確認
- 経費の仕訳
- 領収書のデータ保管
- 決算書の作成
- 確定申告書類の提出
ピアノ教室を経営していくにあたって必要な経理作業は、会計ソフトでほぼすべてカバーできると思ってOKです!
会計ソフトの種類と選び方
会計ソフトには、パソコンにソフトウェアをインストールするインストール型とブラウザから使用するクラウド型があります。
インストール型
パソコンにソフトウェアをインストールして使用するソフトをインストール型と言います。
インストール型のメリット
- 1.インターネット環境がなくとも利用できることが多い。
- 2.インターネットなどの環境や通信速度に依存せずに、処理が行えるので、クラウド型より、処理スピードが速い製品が多い。
- 3.購入費用がかかるが、基本的にはその後の費用がかからない(バージョンアップや法令改正対応、オプションをつける際は除く)
クラウド型
クラウド型とは、インターネットを経由してソフトを利用するタイプです。
インストール型のようにインストールが必要なく、ブラウザからログインします。そのため、インターネット環境は必須となります。
クラウド型のメリット
- バージョンアップや更新が自動で、ソフトのメンテナンスに手間がかからない
- さまざまなデバイスで使用可能
- クラウド上にデータがあるので、どこからでもデータにアクセスできる
経理作業を行う場所を決めていて、場所を変えて仕事をする機会がない方の場合や、ソフトウェアの管理、バックアップなどの情報管理に慣れている方ならインストール型でも不便を感じないでしょう。
しかし、個人的にはクラウド版の方がおすすめです。
会計ソフトのメリット
自動で仕訳ができる
多くの会計ソフトには
- レシートの写真を撮るだけで自動仕訳をしてくれる機能
- クレジットカードから自動で明細を取り込む機能
などが備わっています。
スマホ対応しているサービスを使えば、外出先ですぐにパシャっと取り込むこともできます。
ミスが減る
入力を補助する機能があるため、仕訳項目の選択ミスや入力もれ、転記ミスといった人的ミスを防止できます。
計算が苦手な私にとってはありがたすぎる機能…!
会計の知識が不要
確定申告の際に青色申告を選択すると、「複式簿記」という形で帳簿をつける必要がありますが、これは簿記をきちんと勉強した人でないと扱うのは難しいです。
しかし会計ソフトを使えば、簿記の知識がなくても、シンプルな取引画面に入力していくだけで、自動で複式簿記の形に直してくれます。
家計簿をつける感覚で仕訳ができるので簡単です◎
自宅で確定申告が完了する
多くのソフトはe-Taxに対応しているので
- 確定申告書類の入手
- 確定申告書・決算書の作成
- 提出
までが全て自宅で完了します。
確定申告時期の混み合う時期に、税務署に行く手間が省けるのは、大きなメリットですね。
会計ソフトのデメリット
費用がかかる
無料で使えるものや、無料お試し期間を設けているソフトもありますが、基本的には使用するのにお金がかかります。
個人のお教室として使うのであれば、一番安価なプランでも対応できますので、
おすすめのクラウド会計ソフト3選
おすすめ①freee
freeeは33万社に利用されている人気のクラウド会計ソフト。
- 簿記の知識がなくても直感的に操作できる
- 全国のほぼ全ての銀行と連携しており、自動で取り込みが可能
- チャット・メールのサポート体制が整っている
- 月980円~利用可能(30日間の無料体験あり)
\30日間無料で試す/
おすすめ②マネーフォワード
マネーフォワードMeという家計簿アプリと連携可能
- 3,000以上のサービスと連携
- キャッシュフローレポートや収益レポートなどのレポート作成機能が充実
- 月900円~利用可能
\1か月無料で試す/
おすすめ③弥生会計
会計ソフトの老舗である弥生会計のクラウド型サービス。
青色申告用と白色申告用で使うソフトが異なります。
- シンプルな機能と導線で使いやすい
- リーズナブルな価格設定
- 無料のお試し期間はなんと1年間!
\初年度無料で使う/
まとめ
今回は会計ソフトの活用方法とおすすめ3社を紹介しました。
会計ソフトって便利だね!でもどれを使おうか迷うな…?
そんな人は3つまとめてお試しするのもアリ!
どれも最初は無料で試せるので、ぜひ登録してみてくださいね!
実際に触ってみると、自分に合う会計ソフトが見つかるはずです。
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